令和7年3月6日、亜麻公社と亜麻のふるさと当別活性化協議会は、学校連携プロジェクトの一環として、とうべつ学園(小中一貫校)の6年生52名を対象に特別授業を開催しました。
◆亜麻の使い途や歴史を知る、亜麻講座
▲亜麻公社 代表の橋本俊彦さんが乾燥した立派な亜麻茎を見せながらお話ししてくれます。
当別町の初夏を彩る花畑で知られる亜麻。亜麻仁油のこと、繊維が紡がれて丈夫なリネンになることなどを教えてくれました。
◆当別高校園芸デザイン科による「亜麻プロジェクト」
当別高校園芸デザイン学科の生徒2名が「亜麻プロジェクト」活動報告のプレゼンテーションを行いました。このプロジェクトでは「亜麻のふるさと当別ダム」に亜麻3000株を植栽し土壌調査。亜麻の生態を調べる専門性の高いものから、亜麻の石鹸作りに挑戦したりと、取り組みは多岐に渡ります。
▲高校生が学校外へ出向き、地域の人たちと連携しながら活動中
令和6年7月に実施された「亜麻一色大作戦」では、亜麻まつり直前の当別町を彼らが育てた亜麻の花で盛り上げてくれました。
◆リネンのハンカチに亜麻の型染め体験
次に、リネンのハンカチに型染めをするワークショップが行われました。講師に染色作家の小島柚穂さんを迎え、日本の伝統的な技法である「型染め」という技法に挑戦しました。
用意された「亜麻の型」は亜麻をモチーフにしたとうべつ学園の校章です。
型紙は全て小島さんによって手作業で1枚ずつ作られたものです。
▲鹿の毛で出来た刷毛に絵の具を付けると、型を使い描いていきます。
まずは小島さんにお手本を見せてもらいます。次々と模様が描き出されると、生徒たちからは「おお〜・・・」という歓声があがります。
▲亜麻の花色のような絵の具。好きな型を選び取り、夢中で型染め作業は進みます。
色付けを終えたらドライヤーで乾かし、アイロンで仕上げていきます。
当別高校の生徒4名が作業をサポートしてくれました。
▲最後はハンカチを丁寧に畳み、帯を付け袋に入れ仕上げます。
「自分への贈り物でも良いし、お世話になった人への贈り物でも良い。最後に綺麗に整える体験をしてもらえたら」
そんな想いを込めて、今回から小島さんが仕上げの工程を提案してくれました。
▲帯には「当別町立とうべつ学園前期課程修了記念品」の文字と、小島さんが描いた亜麻の絵が
参加した生徒は「お店で売ってるみたいに包めた、すごい!」と
仕上がったハンカチを手に、カメラにピースサインを向けてくれました。
「リネンは丈夫な素材です。将来、故郷を離れることがあっても、このリネンハンカチを使って当別町のことを思い出してくれると嬉しいです。」(亜麻公社より)
後日みなさんのアンケートからたくさんのお声をいただきました。
「地域のものの体験ができることが良いと思った。貴重な体験」
「亜麻色は花の色のことじゃなくて驚いた。当別ダムに行ってみようと思った」
「亜麻のことを知れたし、初めての型染めが楽しかった」
亜麻の特別講座も今年で第3回目を迎えました。
来年度も、よりたくさんの人たちと亜麻の輪をつないでいけると良いですね。
◯今回型染めを教えてくださった小島さんのHPはこちら
展示会情報、作品も見られます。
染色作家・染色画家 小島柚穂ホームページ
https://www.kojimayuzuho.com/